新入社員に贈る言葉…

あっという間に桜が咲いて、あっという間に散ってしまいましたね
そして4月、新年度が始まり、学校では新入生が、会社では新入社員が
フレッシュな顔を見せてくれます。
私の会社でも新入社員を迎えて入社式がありました。
私からの贈る言葉です。
「仕事がうまくいかない時、人間関係がうまくいかない時、
悩みを抱えた時
思わず、愚痴や、人の悪口、マイナスの言葉を言いたくなることがありますね。
そんな時は、自分のエネルギーが低下してるのです。
対策としては、愚痴は言わない、人の悪口は言わない、
自分はダメだ、とか出来ないとかのマイナスの言葉は言わないよう自分に
言い聞かせて実行してみてください。
そうすれば、いつかエネルギーが戻ってきて前向きになれます。
元気を取り戻せます。
特に有効なのは、感謝をすることです。
感謝のタネを見つけて、どんどん感謝してください。
「ありがとう」という感謝の言葉は、人にも、自分にもエネルギーを与えて
くれます。ぜひ、感謝することなんか無いです、と言わないで、
見つけてください。
ありますよ、たくさん、生きてること自体がすごいこと、感謝です。
周りの人がたくさん、たくさん、自分を支えてくれてることに
気がついて、感謝してみてください。
私たちの会社には皆さんに心がけて欲しい標語があります。
それは社名にひっかけて
トラスト魂と名付け、 「愚直に コツコツ 一生懸命」を目標にしました。
人に認めてもらおうとか評価してもらおうとかでなく、誰も見てなくても
只、ひたすら 自分に真っ正直に コツコツと 一生懸命に仕事に、目標に
取り組んでみてください。その姿勢、努力が、自分の力になっていきます。
それに近いのですが、私の好きな言葉があります。
「何事も焦らず コツコツと 当たり前のことをやり続けられる人だけが
“本物”になる」
言い古された言葉かもしれませんが、「継続は力」
真実です、歩み続ければ、いつか必ず目的地に着けるのです。
そして私が、毎年、あたらしく会社人生を歩む皆さんに贈っている言葉があります。
それは、
「一隅を照らす」 (いちぐうをてらす)
という言葉です。
天台宗の最澄というエライお坊さんの言葉です。
正確には、「径寸十枚、是れ国宝に非ず、一隅を照らす、此れ則ち国宝なり」
と言います。
つまり、径寸、金銀財宝が国の宝なのではなく、家庭や職場など
自分が置かれた場所、一隅で、精一杯、努力し、周囲を照らし、自らも光り輝いて
いる人こそが何ものにも代え難い国の宝です、という意味です。
私の会社には、一隅を照らし続ける多くの社員がいます。
皆さんも、自分の持ち場、職場で自己研鑽を積み成長し、1日も早く
一隅を照らす人間になってください。
皆さんの今後の活躍を期待しています。」
という話をさせてもらいました。
実は、それに、付け加えて話したかったことがありました。
時間が限られててそこまで話せなかったのですが…、こんなことです。
「人は幸せになるために生まれてきました。
皆さんには、仕事を通じて、そして生活を通して
幸せになって欲しいと思いますし、
幸せにならなくてはいけないのです。
それが、生きることの意味ですから…。
幸せになるために大事なことを一つだけ言いますね
それは、「自分を好きになること」「自分を愛すること」です。
自分を好きになる、愛する、つまりは今の自分をそのまま、あるがままに
認め、受け入れるということです。
自分ではどうしても嫌いだと思うところがあってもいいのです。
それも含めて、認め、受け入れてください。
それが、自分を愛するという意味です。
そこから全てが始まります。
自分をたくさん、たくさん愛してください。
そして幸せな人生を歩んでくださいね。」