タイの少年たちが洞窟に閉じ込められ、洞窟の水だけを飲んで
9日間パニックにおちいらず、全員が救出されたニュースは
全世界のマスコミが注目し、驚愕の話題となった.。
そして、閉じ込められた少年たちがパニックにならないよう
僧侶でサッカーコーチの青年が瞑想の手ほどきをしたと話題に
なった。
瞑想がどのように少年たちに精神的な、身体的な効果を
もたらしたのかは、これからの詳しい研究報告が待たれるが
スタンフォード大学医学部で精神行動科学を教える
ディビッド・シュピーゲル教授がニューヨークタイムズに
語った言葉が印象に残った。
教授は、閉じ込められた人が心の健康状態を保つのに
瞑想が役立つ可能性があることについて
「恐れに対して戦うのではなく、まるで嵐が通り過ぎるのを
じっと待つように、怖い思いやネガティブな考えをやり過ごす
ことが瞑想で可能になるからだ。」
受け入れ、思いから離れることを
日々の瞑想で実践している私たち
瞑想者には、このディビット教授の言葉は
納得できるものでははないだろうか。
少年と同じような状況になったときに
落ち着いて瞑想が出来たかどうかは
定かではないにしても…
瞑想により心の平安が保てることは
理解できるし、
そうありたいと強く思う。