とても刺激を受けた投稿記事を紹介します。
奈良県のUさんいう、なんと102歳の方からです。
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「終わった人」という本のタイトルをみて、びっくりしました。
63歳で定年を迎えた男性の心の葛藤と右往左往を描いた小説だそうです。
私は、55歳まで銀行に勤め、その後、別の会社で経理をしていましたが
、85歳で仕事に一区切り。今度は世間のために働きたいと思っていました。
たまたま行った講演会で、地元の奈良県にはがん患者の緩和ケアのための
ホスピスがないことを知り、さっそく勉強会を立ち上げました。
同志を募り講演会や署名活動など実施しました。
また、ホームページも独学で作成し、交流の場に役立てています。
勉強会の世話は98歳の時に交代しましたが、ホスピス普及の活動は
まだまだ続けています。
私は自分の人生は85歳から始まったと思っています。
私の周りの仲間もそれぞれの目標に向かって、生き生きと活動しています。
定年後は、自分の時間は自由に使えることのありがたさを知って、少しでも
誰かの役に立つことを見つけて生きがいにして下さい。
「終わった人」などと考えては、貴重な人生がもったいないですよ。