神社ツアー案内人のMさんが言った
「神様に参拝してお願いをしたからといって、
棚ぼた式に願いが叶うことは、絶対にないです。
ただ、神様からの
何らかのヒント、インスピレーションがあって
それに従って、行動してはじめて願い事が叶う
ことはあります」というお話でした。
インスピレーションは、共時性という言い方でも
正しいと思います。
瞑想をしていると、ひらめきが現れることは、
よく経験することです。
そのひらめき、啓示にしたがって実行、努力することが
大事なのですね。
瞑想の師の金井先生がよく言われることです。
「瞑想をすれば、願いが叶うとか、事態が好転すると思うのは
間違いです。
瞑想をすることによって自分が変化し、成長し、
そのことが周囲に影響を与え、結果として
事態が好転することはあります。
瞑想さえしていれば、良いことが起こるというのは
間違いです」と。
金井先生の言葉は
Mさんの言ってることと相通じることだと
思いませんか?
Mさんは言いました。
「神社はお願いごとをするところではなく、
ご縁をいただいて神様の前に来れたことを
感謝する場です。
感謝をした後には、祈願をしてもいいのです」と。
瞑想をする姿勢として
願い事があったとしても、瞑想中は、その願い事を
いったん意識の外において、
ただひたすら思いから離れることをします。
思い(自我)から離れた時にわき出てくるインスピレーション
に従い、行動する、実行することを心がけてみましょう。
瞑想することでインスピレーション、共時性を感じる感度が
上がってきます。
そして行動することで、あなたの願いが実現するかもしれません。
いえ、きっと実現します!
続く…